
ハムフェアでQRPp無線機の基板を頒布した際に、これをトランスバータの親機にしたら面白いかもというアイデアを頂いた。
このためDBMを用いて送受双方向の周波数変換を行うことで、QRPpなトランシーバの7バンド化(1.2G,2.4G,5.6Gの追加)を実験してみた。

使ったDBMは1.2Gや2.4Gで使用できるか不明(3.5 – 8 GHz用なのでデータシートに記載されていない)だったが、変換利得が10dB以上は低下するが信号は出てくるので何とかなる可能性がある。
ただ周波数の関係が430Mから1.2Gは良く無いので、1.2Gは144Mからの変換にする。
本当ならIFをアマチュアバンド外にしてしまえば良いのだが、それだとトランスバータを追加するという方法で申請ができない。このため何とか既に免許を受けたQRPp機に接続する方式にしたい。

ADALM-PLUTOをsatsagenで制御し、ローカルとなる信号を出して、さらにスペアナとして動かすことでDBMを通した信号を観測した。LOは先に入れたブロック図にあるよう、アンプでレベルを上げてDBMに入れている。

測定した結果は上記であり、これより悪くなることは無いハズなので、何とかQRPpのトランスバータであれば作れそうと判断。
それなりに時間を要すると思うので作るとしたら冬休み?ということで、いったん書き込んでおく。